採用情報

スタッフの声

[接客・販売]

本社 FACTORY SHOP店長

石田春香[正社員]

2018年	パート入社
2021年	正社員登用、本社FACTORY SHOP 店長に就任

好きなこと：おいしい物を食べること

仕事内容

私はパートとして入社し、富山県高岡市の本社施設内にある直営店で働き始めました。その後、正社員登用され、現在では店長として勤務しています。本社FACTORY SHOPでは、接客やギフト包装、発注、ディスプレイのほか、産業観光の鋳物製作体験でいらしたお客様のご案内対応などもしています。
前職で接客販売の仕事を経験しましたが、今まで伝統工芸や鋳物を扱ったことはなかったため、どんなふうに見せたらお客様に欲しいと思ってもらえるか、能作の製品の魅力をわかりやすく伝えることが難しかったです。

「お客様は伝統的工芸品のどんなところに興味をもつのか」「能作の製品はなぜ人気なのか」。はじめはわからないことが多かったですが、お客様と対話を重ねるうちに、逆にお客様から能作の魅力を教わることが多く、奥深さを学びました。

仕事の魅力・やりがい

日々の業務マニュアルはあり、基本的なマナーを学ぶことはできますが、その先の「どうやったらお客様により喜んでもらえるか」などは、自由な発想で自ら考えて行動できるところに、能作での仕事の醍醐味を感じます。
ギフトを探しにいらっしゃるお客様が多いので、どんな想いで探しているのかなどをお客様と会話しながら提案することが楽しく、この仕事のやりがいだと思います。

製品の美しさや伝統技術、デザインへのこだわりが見える製品を扱うことで、それをより魅力的に見せるにはどうしたら良いか、センスを磨くことができ、学ぶことができると思います。

入社の理由

私は前職で、アジアやアフリカの民芸品などを輸入販売する会社に勤務し、接客販売に従事していました。結婚と出産を機に9年働いた会社を退職しましたが、家庭で家事と育児をこなす毎日のなかで、「子育てもかけがえのない貴重な時間。でも、自分は外で働くことが好きだったんだ…」と、結婚と出産で仕事から一度離れたことで、自分にとって仕事が大切だったことを改めて感じました。

出産から2年半が経ち、育児にも少し慣れて落ち着いたことから、好きだった接客販売の仕事にもう一度関わりたいと思うようになりました。
子育てと仕事の両立をはかれる職場を探していたところ、本社直営店の求人を見つけました。一般的に店舗での接客販売の求人は終業時刻が遅いのですが、本社FACTORY SHOPは18時に閉店するので、「これなら私でも働けるかも」と思い、自分のやりたい仕事に再び挑戦してみたいと思って応募しました。

失敗談や苦労話、プロジェクトの裏側

苦労したプロジェクトの裏側といえば、昨年の夏に実施した「風鈴の木」インスタレーションですね。能作の風鈴は、真鍮ならではの澄んだ音色が特長で、夏の涼をとるのにぴったりなんです。それをお客様に聞いて感じてもらいたいという思いから、本社のエントランスに210個の風鈴を飾って来館者に楽しんでいただいたところ、結果として販売に繋がり、風鈴の販売個数が前年比で226%を記録しました。

ただ、こういう展示を店舗主導で準備するのが初めてだったので、いろいろ調べても答えを出せない状況に陥り・・・途中で「やっぱりインスタレーションは止めて、例年通りのやり方で売りたい」と社長に弱音を吐いてしまったんです。その時、「“やらない”というのは、失敗することよりも良くないことです」と励まされ、一人で抱え込まずにみんなで作り上げていくべきものだったと気づきました。その後、お客様に喜んでもらいたいということを一番に思いながら、みんなで協力して風鈴を用意したり、レイアウトを考えたり、ディスプレイして完成させることができました。その一生懸命な思いがお客様に届き、販売に繋がったのだと思います。

能作のここが好き、職場の雰囲気

能作は、やる気のある人にチャンスを与えてくれる会社だと思います。働き方の柔軟さについては、残業がほぼなく、有休休暇や時間単位年休を取りやすい職場の雰囲気があるので、プライベートと仕事のバランスをとりやすいです。
能作の曲がる錫製品は、『曲がってしまう』という短所だと思われていた錫の特徴を『曲げられる』という長所に変えた発想の転換が起源です。

『なにごとも決めつけないでまずやってみよう』という精神をもち、自由な発想でチャレンジできる会社はなかなかないと思います。他部署の人も交えてアイデアを出しやすい雰囲気があって、上司とも話しやすいオープンな関係なので、ちょっとした相談もしやすいと思います。自分たちで考えて実現するところまでやらせてくれるのでやりがいがありますし、やる気のある人にチャンスを与えてくれる会社だと思います。