中華圏をターゲットとした優れたデザインを奨励する台湾のデザイン賞「2022金點設計獎（ゴールデン・ピン・デザインアワード）」の授賞式が12月2日に台湾・台北で行われ、現地のブランドコンセプトストア『能作台灣品牌概念店』が「年間最優秀デザイン賞」を受賞いたしました。

世界各国からエントリーされた約8,000点の作品から「ゴールデン・ピン・デザインアワード」が選出され、さらにその中から34点が「年間最優秀デザイン賞」として選定されました。『能作台灣品牌概念店』は、日本と台湾のデザイナーによる共同プロジェクトによって、空間全体で能作の歴史や技術の積み重ねとブランドの世界観が表現されている点を評価いただき、空間デザイン部門で「年間最優秀デザイン賞」を受賞いたしました。

『能作台灣品牌概念店』は、「ひとつ屋根の下」をコンセプトとし、デザイン、技術、台湾と日本の観光交流の拠点となることを目指して台湾と日本のデザイナーが共同でデザインを構築。製品の素材として扱う錫と真鍮が建材として活用された空間に、その素材の美しさが表現されています。

デザイナー：Koizumi Studio、PiliWu-Design、seed spacelab co.

画像 ©YUCHEN CHAO PHOTOGRAPHY